※2020年取材当時の内容です。
藤井社長の現在に至るまでの経歴を教えてください。
また、ロゼットに入社した当時はどのような想いで仕事に取り組みましたか?
大学を卒業後、メイクアップ商品を主力とする化粧品会社の営業として入社しました。化粧品業界を選んだ理由は、在学時にアルバイト先の社長から「美と健康に関することは沈まない」と聞いたからです。また、化粧品業界は華やかな印象もありました。
当時(営業時代)は、総合スーパー(GMS)が全盛期で、今のように全国展開のドラッグストアはありませんでした。営業を約17年間行った後、本社と営業部門のパイプ役として新設された「営業企画部」に配属となり、営業政策の立案や実績管理、生産部門や商品開発部門との調整など、様々な部門と関わる仕事に携わりました。それから取締役となり、営業本部長、総務部などを歴任した後、社長となり経営を学んできました。
ロゼットには56歳の時に縁あって社長として入社しました。入社して一番に心掛けたことは、ロゼットには長い歴史の中で育んできた企業としての文化や風土、そして商品があり、この部分は大切にしようとの思いでした。これらを大切にしながらも、新しい事にチャレンジし、ロゼットに新たな風を起こしたいと取り組んできました。